ピピッピピッ……


目覚ましが寝惚けてるあたしを急かすように鳴り響いた。


カチャン


あたしは、乱暴に目覚ましを止めた。


そして、また眠りにつこうとした…


けど、


〜♪〜♪〜♪〜


と、携帯があたしの動きを止めた。


あたしは、呆れながら携帯を手にして画面を開いた。

「千和?」


千和からの電話だった…


ピッ


「もしもし??」


《あ!もしもし?ねぇ今テレビ見てる!?》


いきなりの千和のデカい声に耳がキーンと鳴った。


「〜っ…今寝てたから見てないよ?」


《んじゃ!早くつけて!!んで、●チャンつけて!!》


…なんなの?


と、重い体を立ち上がらせてテレビのリモコンを取ってテレビをつけた…




ピッ


「つけたよ〜…芸能NewS?」


あたしは、次の瞬間言葉を失った。