「あーぁ。死んじゃった。。ごめんね?突然。」


倒れた裕也を見下ろしながら啓君は言った。


あたしは、しゃがんで


「別にいいです。てか、なんで裕也こんなに臭いんですか?」


裕也を指差しながら啓君を見上げた。


啓君は、苦笑いしながら


「なんか、急に彼女が出来た!!とか言われてなんだ?と思って会ったら酒飲まされて…」


とそう言った。


「…そんなに彼女欲しかったのかよ。」


あたしは、呆れながら裕也を起こす。


「あ。手伝うよ。」


啓君は、裕也の左肩をかついであたしは右肩をかついでそのまま寝室に裕也を運んでいった。




ボフッ


「はぁー…もう肩こるよー」


スヤスヤ眠る裕也の隣に倒れ込むあたし


「ごめん…俺が裕也連れて来ちゃったから…」


啓君は、下を向いて言った。