「……なんで?」




「なんで??ってそりゃ好きだから?」

































ひぇ〜〜!!


なんでそんな簡単に言えるの〜!??




この人わ??!!


「〜〜ッ。」


「何よ?俺様の言った言葉が通じてないんか??」


お、俺様…って。。


そんな偉くないでしょ?




「…意味分かんない。。」

「意味分かんないの?好きって言葉の意味が。。」


あたしの顔を覗き込みながら彼は、人差し指をあたしに向けて


「俺が、さっき尻うった人に惚れちゃったってことだよバーカ。」


「バ、バカァァ!?」


「うん。バカじゃん?」


クスクス笑う裕也君を睨みながらあたしは


「許せないけど。。あたしも好き。。」


照れた顔を見られたくなくてそっぽを向いた。