私の上には、毛布がかかっていた。 時計の針は、8時を指している。 「母さん…帰ってたんだ」 仕事に出掛けていた母が帰ってきてた。 「だってもう8時過ぎてるやんか。ご飯も食べ終わったよ。」 「そっかぁ…。」 「姫希も早く食べなよ。」