もう母さんは、起きていた。
「姫希。今日行くんか?」

「行ってくるょ。」

「頑張ってきぃ。」

「ぅん。」

「そうだ!先生に電話しとかんとな。」

そう言って母さんは、ニコニコしながら学校に電話をかけていた。