私と先生の秘密の時間

夏休みが始まった。
今年は受験だから遊んでいられない。
私は時間がある時は学校の図書室で勉強していた。
学校だとわからないところがあっても担当教科の先生に質問できるからちょうどいい。
あと先生にも会えるかもしれないから。
今は数学をしている。
やっぱり苦手でわからないところが結構出てきた。
私は職員室にいる数学担当の先生に質問に行くことにした。
職員室に行くと珍しく片瀬先生がいた。
でも今は数学の先生のところへ行こうとしたら他の先生から


「片瀬先生のファンの子がきてますよ。」


と言われたので私は慌てて数学担当の先生に


「数学を聞きに来たんです。」


と言った。


そしたら片瀬先生が


「私みたいなのは生徒に相手にされませんよ。」


と揶揄っていたその先生に返していた。
私はそんなことを言われると思っていなかったので内心焦った。
バレているのかと思った。
ただ揶揄われただけだとわかると安心した。
質問が終わり図書室に戻った私は何だか落ち着かなくて今日はもう帰ることにした。