私と先生の秘密の時間

放課後になって鈴音が私の席に来て


「良かったらウチに来ない?外で話すよりその方が安全だし、ゆっくり聞いてあげられるから。」


確かに外で話すと誰に聞かれてるかわからないからその方がいいと思って鈴音の家にお邪魔することにした。


「それで何があったの?」


部屋に入って座るなり鈴音が聞いてきた。
私はこの間あったことと、自分のモヤモヤの気持ちを話した。


「この間先生に八つ当たりちゃって、その後話せてないの。生物準備室に行った時に先生のクラスの女の子達が来てて、すごく距離が近くて、それを見たら気持ちがモヤモヤしちゃって。ちょっときつい言い方して出てきちゃったの。メールでは謝ったんだけど、最近いつも生物準備室に先生のクラスの女の子達が来てて会えてないし…。先生不足でもある。」


鈴音は私の話を聞いてなるほどねって顔をしてた。


「たぶんあの子達だろうな。休み時間とかに片瀬先生にまとわりついていた子達がいたんだよね。放課後もそうだったんだ。雪乃の性格じゃあの子達に立ち向かうのはきついよね。」


「うん。あの状態の時に先生に話しかける勇気はない。それに自分のクラスの子達を優先させちゃうのもわかる。仕方ないことなのに、わかってたことなのに、欲張りになる自分の気持ちを抑えられない。」


「まあ、確かに好きな人に他の女の子がまとわりついていたらモヤモヤしちゃうよね。特に二人の関係じゃはっきり言うこともできないし。でも、雪乃はもう少し欲張りになってもいいと思うよ。」


「そうかなぁ。付き合い始めた時にわかってたことだから我慢しなきゃって思ってるし、先生を困らせたくないし…。先生は私がわがままを言っても怒らないと思うけど悩んじゃいそうで。」


鈴音に気持ちを話したら少し落ち着いて冷静になってきた。
先生に会いたいし話がしたい。