私と先生の秘密の時間

「わかりました。配っておきます。……先生今時間ありますか?」


「大丈夫ですよ。どうしました?」


「もう少し先生と一緒にいたいです。」


私は座っている先生の後ろにいきギュッと抱きしめた。
先生の体温が伝わってきて何だかすごく安心した。


「そんな可愛いことしたら教師であることを忘れてしまいます。」


先生がそんなことを言うから胸がギュッとなってしまって私はもっともっと先生にくっついていたくなってしまった。
先生は振り向かずに、私の頭を撫でながら「困りましたね」と言って苦笑いしていた。
困らせちゃったかなと心配して「ごめんなさい。」と謝ると、先生は立ち上がって抱きしめて返してくれた。
私は嬉しくてもっと強く先生を抱きしめた。
「止まらなくなってしまいます。おしまいです。」と言い、先生は腕を緩めた。


「大好き、先生。」


笑いながらそう言って教室に帰った。
私が帰って一人になった先生は「可愛すぎて自分の行動に困りました。」と呟いていた。