私と先生の秘密の時間

鈴音と最寄駅で待ち合わせして試合が行われる高校へ行った。
確かに他校って緊張する…。


「雪乃、本当にありがとう。他校ってめちゃくちゃ緊張する。特にここって男子校だから女子って目立つ気がするもん。」


「確かにね。でも、篠原先輩のために頑張ろう!一生懸命応援しようね。」


二人して変な気合いを入れて体育館に入った。
しかし、私たちはびっくりしてしまった。
まさかこんなに女子の応援が多いなんて思わなかったから。
あの緊張と気合いは何だったのか。
二人して思わず笑ってしまった。

篠原先輩と木下先輩はスタメンで出てた。
やっぱり木下先輩すごいなぁ。
ゴールたくさん決めている。
あっ、先輩の彼女さんも来てる。
これだけ女子に応援されて騒がれていたら心配になるだろうな。
そんなことを考えてしまった。

試合はうちの高校が勝って終わった。
鈴音は篠原先輩が終わるのを待って一緒に帰ることになっている。
二人で待っていたら篠原先輩と木下先輩が歩ってきた。


「久しぶりだね。応援来てくれてありがとう。」


木下先輩が私に声をかけてきた。


「お疲れ様でした。試合おめでとうございます。先輩はやっぱりすごいですね。試合の流れ変えましたね。」


私は緊張もせずに自然に答えることができた。
以前のように普通に話ができるようになっていた。
やっぱり気持ちを伝えてよかった。
心からそう思えた。