私と先生の秘密の時間

私は朝学校に着いたら生物準備室にいって魚たちのご飯をあげている。
メダカの赤ちゃんが産まれたので、その子たちにもご飯をあげている。
それが私の日課である。
今日は少し寝坊してしまったので急いで生物準備室に行った。
ドアを開けた瞬間誰かにぶつかったと思ったら片瀬先生だった。


「すみません。片瀬先生だったのですね。おはようございます。魚たちのご飯をあげにきました。」

「椎名さんおはようございます。いつもありがとうございます。メダカの赤ちゃん達も元気に育ってますよ。」


先生は笑って言ってくれた。
少し寝坊したせいで忙しかったけど、おかげで朝から先生と話せてよかったな。
それだけで今日一日が幸せになっちゃう。
そんなことを考えていたら見事鈴音に言われてしまった。


「片瀬先生と朝から話ができちゃったんでしょ?めちゃくちゃ嬉しそうな顔してる。ずっと顔が緩んでるもん。」


「そんなに顔に出てる?恥ずかしい。先生の前でもそんな顔してるのかな?気持ちバレちゃうよ。」


「片瀬先生そういうの鈍そうだから大丈夫な気がする…。でも、片瀬先生って雪乃のこと気にかけてくれてると思う。なんて言うか雪乃と話している先生って雰囲気が違う感じがする。」


「まぁ、先生の前であれだけ泣いて話聞いてもらったりしたから心配されてるのかもしれない。」


「そーかな?」


鈴音はそんなことを言っていたけど、私にはわからないなぁ。
少しでも先生に気にかけてもらえてるのなら嬉しいな。
でも、顔に出るのはちょっと恥ずかしい。
変なふうに取られてないといいけど…。