私と先生の秘密の時間

「雪乃最近いいことあった?」


突然鈴音に質問された。
そんなにわかりやすく機嫌がいいかな?
先生のことが好きになってから、たとえ授業でも会えるのが嬉しくて、ウキウキしちゃってるからそれでかもしれない。
そういえば鈴音にまだ、何も言ってなかったもんね。


「鈴音、誰にも言わないでね。実はね、私、片瀬先生のことが好きになっちゃったみたいなの。黙っててごめん。だから最近楽しそうに見えたんだと思う。」

「えー!本当に?片瀬先生って恋愛対象になるの?もう先輩のことは大丈夫ってこと?」


恋愛対象になるのかってちょっとひどい…。
確かに見た感じモテそうではない。
それは女子生徒の評判でわかる。
でも好きになってしまったものは仕方ない。
先輩のことがあった時、先生の優しさが本当に嬉しかった。
先生がいたから前に進むことがでした。
そんなの好きになっちゃうでしょう。


「先輩のことはもう大丈夫だよ。先生のおかげできちんと前に進めたし、もう一度恋することできた。確かにちょっとアレだけど、優しいんだよ。」

「私には片瀬先生の良さは正直わからないけど、雪乃が楽しそうで幸せそうなら私も嬉しいよ。何か協力できることあったら教えて!全力で応援する!」

「ありがとう。でもやっぱり教師と生徒って難しいよね。先生は大人だし。」

「うーん。それは確かにね。そうだ!生物部に入るのはどう?雪乃生物好きだし、少しでも一緒にいられたら好きになってもらえるチャンス増えるでしょ?一人が心細いなら私も入る!」

「確かに前から興味はあったけど、動機が不純すぎるよ。」

「興味があったのなら、先生のこと抜きにしても楽しめると思うよ。ただ、男子が多いんだよね。そこが心配だよ。雪乃可愛いから。」


またそんなことを心配している。
私のことなんて誰も興味ないから大丈夫なのに。
生物部入るからには一生懸命頑張ろう!
早速入部届を書いて持っていかないとだ。
そうして生物部に入ることを決めたのだった。