私と先生の秘密の時間

いよいよ特別授業の日がやってきた。
私と鈴音は生物室に向かって歩いている。


「どんな人達がいるんだろうね。2年生と3年生だよね。」

「そうだよね。ちょっと心配?」


鈴音が私に聞いてきた。
きっと木下先輩が一緒じゃないかと心配しているんだろう。
もう木下先輩のことは大丈夫だと思う。
前のように胸が締め付けられるようなことはなくなった。
きちんと思い出にできたんだろう。


生物室に入ると片瀬先生と何人かの生徒が来ていた。
先生は先に来ていた生徒と話をしている。
何の話をしているんだろう?
何だかすごく気になってしまった。

時間になり授業が始まった。
全員で30人くらいの生徒がいる。
今日はどのような生物について調べるていくか計画を立てるようだ。
私はペンギンが好きなのでペンギンのことを調べようと思った。
種類やそれぞれの体の特徴、生態、生息域、進化の歴史など様々だ。
イラストなども載せたいので、後で本やインターネットでも調べないとだ。
一通り計画を考えて計画書に書き込み提出をしてきた。
先生が一度確認してOKなら本格的に調べに入る。


「椎名さんはペンギンについてですね。去年もしてますが、ペンギンについて調べる生徒は初めてです。好きなのですか?楽しみにしています。何かわからないことがあったらいつでも聞きに来て下さい。」


先生は私の計画書を見てOKをくれた。
これで本格的に調べ始められる。
頑張って良い資料集を作ろうと思った。