私と先生の秘密の時間

あれから少しずつだけど気持ちが落ち着いてきたと思う。
まだ先輩と彼女が一緒にいるのをみるのは辛いけれど、泣いてしまうようなことはなくなった。
先輩に気持ちを伝えて、しっかりこの恋を終わりにできたことが良かったのかもしれない。
後悔の気持ちはなかった。


4月になり、私は2年生になった。
鈴音とはまた同じクラスだ。


「また同じクラスになれたね。そういえば今年から特別授業が始まるけど、雪乃はもうどの先生の授業とるか決めた?」

「うん。私は片瀬先生の授業にするつもり。鈴音はどうするの?」

「まだ悩んでるんだよね。」


うちの学校には、それぞれの先生がクラブ活動のような独自の授業を行う時間が1週間に1時間だけある。
生徒は興味のある授業を選択して受けることができる。
本当に色々あって、数学の問題ばっかり解いている授業やイラストを描く授業、化学の実験をひたすらしている授業などがある。
その中で私は、生物全般のことを色々調べたり、それを元に資料を作ったり、実験や顕微鏡を使って観察したりする授業にした。
去年から生物を勉強して色々な分野に興味がすごくわくようになった。