「何か暖かいとことか」 「優しいとことか」 ・・・・・・その他多数。 何十個も言った褒め言葉を言い終わると晴樹は耳を真っ赤に染めていた。 「あと、包容力があるとことか・・」 ニヤ。 晴樹が口の端をつりあげて笑った。 「俺、抱擁力ある??」 晴樹は近くにあったほこり臭い黒板に漢字で書いた。 「ばっ・・・・それじゃないっ!!」 「プッ・・・クスクス・・・はいはい」