キィ・・ この学校ならではの古い音を出すドアを開けるとまず目に入ったのはプリントの山。 「おーう紫」 「平野だよ?晴樹」 「お前もな。“先生”・・だろ?」 2人はその会話が終わると少し笑いあった。 「で・・・・?何で来てほしかったの?」