『また痩せただろ。』
『ンッ‥‥そう?‥‥ッハァ‥
気持ちい‥』
胸を咥えて頂きを吸い、ヒカリの
喜ぶ場所を責めていくと甘い吐息と
声に衣服を脱ぎ捨てた。
『アッ‥‥ッ』
10代の頃から正直女に困ったことは
ないけど、彼女というに相応しく
長く続いた相手もいなかったのに、
ヒカリとはなんだかんだで5年も
続いてしまってる
手に入らない‥‥。
それどころか、自由に飛び立って
戻ってくるかも分からないような相手
なのに、不思議だけどどの女よりも
魅力を感じていた
『ハァ‥‥櫂‥‥ッ‥もっと』
『もっと何‥だよ‥‥』
『もっと‥ッ‥し‥て』
深いキスで唇を塞ぎながら激しく
深くまでヒカリを抱くと、背中に
しがみつき爪痕を残される
もっとと言いながらも、本当は
こんなこと好きじゃないんじゃ
ないかと思うほどにしがみつく手に、
朝方まで何度も体を重ねた。
そしていつも疲れ果てて眠るヒカリ
よりも先に起きると、泣いた痕が
残る目尻をそっと撫で、その寝顔を
眺めるのだ
抱き終わった後にこっそり泣いて
いることも知っている。
それでも、ヒカリがここに来て
それを求めるなら仕方ない‥‥
コイツに何をしてあげたら
喜ぶのか分かんねぇ‥‥
素肌のままのヒカリを抱き寄せて
腕の中に閉じ込めると、起きるまで
逃げないように抱きしめた。
『行ってらっしゃい。』
『行って来ます。』
今日帰ったら居ないかもしれない
ヒカリに優しくキスをすると、
短くて柔らかい髪をクシャリと撫でて
大学へいつも通り向かった。
『立花先生!質問いいですか?』
今日から夏休みだけど、クーラーが
効いた図書室は涼しいからか、
生徒は多く来てるんだよな‥‥
学食は休みになるけど、構内の
コンビニやカフェは普通にやってるし、
サークル活動をしてるヤツらには
一種の溜まり場にもなっている
真面目に課題に取り組む生徒の
質問に答えてから助教授室へ
向かうと、窓を開けて煙草を取り出した
ヒカリのやつ‥何も言ってなかったけど
今日もいるんだろうか‥‥
恋人でもない、なんなら友達でもない
ただの知り合いのような関係に、
聞けるわけもなく、溜め息が溢れる
『はぁ‥‥』
『立花先生でも悩みがあるんですね?』
『そりゃありますよ。』
俺のことをなんだと思ってるんだ?
『ンッ‥‥そう?‥‥ッハァ‥
気持ちい‥』
胸を咥えて頂きを吸い、ヒカリの
喜ぶ場所を責めていくと甘い吐息と
声に衣服を脱ぎ捨てた。
『アッ‥‥ッ』
10代の頃から正直女に困ったことは
ないけど、彼女というに相応しく
長く続いた相手もいなかったのに、
ヒカリとはなんだかんだで5年も
続いてしまってる
手に入らない‥‥。
それどころか、自由に飛び立って
戻ってくるかも分からないような相手
なのに、不思議だけどどの女よりも
魅力を感じていた
『ハァ‥‥櫂‥‥ッ‥もっと』
『もっと何‥だよ‥‥』
『もっと‥ッ‥し‥て』
深いキスで唇を塞ぎながら激しく
深くまでヒカリを抱くと、背中に
しがみつき爪痕を残される
もっとと言いながらも、本当は
こんなこと好きじゃないんじゃ
ないかと思うほどにしがみつく手に、
朝方まで何度も体を重ねた。
そしていつも疲れ果てて眠るヒカリ
よりも先に起きると、泣いた痕が
残る目尻をそっと撫で、その寝顔を
眺めるのだ
抱き終わった後にこっそり泣いて
いることも知っている。
それでも、ヒカリがここに来て
それを求めるなら仕方ない‥‥
コイツに何をしてあげたら
喜ぶのか分かんねぇ‥‥
素肌のままのヒカリを抱き寄せて
腕の中に閉じ込めると、起きるまで
逃げないように抱きしめた。
『行ってらっしゃい。』
『行って来ます。』
今日帰ったら居ないかもしれない
ヒカリに優しくキスをすると、
短くて柔らかい髪をクシャリと撫でて
大学へいつも通り向かった。
『立花先生!質問いいですか?』
今日から夏休みだけど、クーラーが
効いた図書室は涼しいからか、
生徒は多く来てるんだよな‥‥
学食は休みになるけど、構内の
コンビニやカフェは普通にやってるし、
サークル活動をしてるヤツらには
一種の溜まり場にもなっている
真面目に課題に取り組む生徒の
質問に答えてから助教授室へ
向かうと、窓を開けて煙草を取り出した
ヒカリのやつ‥何も言ってなかったけど
今日もいるんだろうか‥‥
恋人でもない、なんなら友達でもない
ただの知り合いのような関係に、
聞けるわけもなく、溜め息が溢れる
『はぁ‥‥』
『立花先生でも悩みがあるんですね?』
『そりゃありますよ。』
俺のことをなんだと思ってるんだ?



