「その代わり、休憩中と仕事の後は覚悟しろよ」 囁かれて、あたしはボッと音が出るんじゃってくらいに真っ赤になって、耳元を押さえながら再び大声で叫んだ。 「……シ、シンさん〜〜!!!」 ここから一歩踏み出せば、あたしの新しい物語が今幕を開ける―――……。