恋愛初心者のあたしには、愛してるとかはわからない。


好きしか知らない。



ただ、この想いを伝えるために必死だった。



「俺も、俺も好き。愛してる」



シンさんの囁きであたしの身体は熱くなる。



「ずっとずっと俺の側に居て。ずっとずっと俺の料理を食べて、ずっとずっと笑ってて」



それって一生側に居てと言われているように聞こえる。