冗談じゃない。 今日ようやく本格的に付き合い出したというのに、早速体を開けるほど大人ではなければ、愚かでもない。 いくらシンさんが大人でも、あたしは初めてなんだから、もっと待って欲しいものだ。 涙目になりながら、キッとシンさんを睨むと、シンさんは優しく微笑んだ。 「冗談だよ」 なんて質の悪い冗談だろう。 シンさんって優しいけど、でもちょっと意地悪だ。