不意に店長に言われた言葉で、あたしの顔から笑みが消えた。 ―――え……? 首をゆっくりと事務所に貼付けられたシフト表に巡らす。 今日は、30日――……? 明日は、夏休み最終日の31日だった。 「……唯ちゃん?」 返事をしないあたしを不思議に思ったのか、あたしにもう一度声がかかる。