「一緒に買いに行ったんだ!仲良くていいわね〜〜」



そう、実は一緒に買いに行ったんだ。



あの日、朝食を食べ終えた頃、シンさんに「念のため携帯番号とメルアドを変えた方がいいから新しい携帯にしよう」と言われた。


確かにアイツがあたしの番号を覚えていたら怖いし、アイツからのメールで一杯の携帯も使いたくない。


だから、あたしは二つ返事でOKした。



調度その日は二人とも仕事が休みだったから、早速一緒に買いに出掛けたのだ。






「あ、そういえば唯ちゃん明日のランチまででしょ?期間は短かったけどよく働いてもらったから、送別会をすることになったの。明日のランチの後時間あるかしら?」