とても温かく、気持ち良かった。 少し覚醒し始めた意識で、布団とは少し違うようなこの温もりが何なのか考えても見たが、心当たりのないあたしには何も思い付かなかった。 ただ、とても気持ちいいのだから、このままずっと寝ていたい。 考えることを放棄して、再び深い眠りに就こうとしたが、「……唯、唯」と誰かの声が聞こえ、あたしの意識は浮上した。 あたしのことを唯と呼ぶのは、両親とハルと―――? ぼんやり考えながら、瞼を少し押し上げると、視界一杯に肌色が見えた。 「きゃあああぁぁ、キャアッ」