隣近所にも聞こえてるかもと思うと、顔の熱が上がっていく。 それにしても、シンさんって怒らすとかなり怖い――? 何だか凄く強いし。 あたしが呆気にとられていると、アイツはシンさんにグリグリ踏み付けられている股間が余程痛いのか、コクコクと不様にも頷いていた。 「わかったんなら、携帯を出せ」 「い……今は持っていない」 「ここに来る直前までメール送ってただろ!?」 そう言えば、あたしがコイツのことを話している間もあたしの携帯は耐えず鳴っていた。