『そうなの。ご両親の離婚が成立するまで、ずっと瑛子さんが亜弓ちゃんの支えになってあげてたって。
修ちゃんと二人でおじゃましたんだけど、素敵なお店だったわ。
やっと、お母さんと弟さんと一緒に暮らせるようになったって、亜弓ちゃん、すごく嬉しそうだった』
『亜弓ちゃんが…お母さんと…、弟さんと、一緒に…?』
『ええ。瑛子さんに出会えたのも、美里さんのお陰だって。
美里さんが児童相談所で奮闘してるって言ったら、二人共笑ってた。バッカだよねぇって…
ねぇ、美里さん?…聞いてる?美里さん…?』
『亜弓ちゃんが……うっ…ごめん、なさい。わたし、わたし…亜弓ちゃんに、何も…して、あげられなくて……』
『やだ、美里さん?泣いてるの?ねぇ、美里さん……』
