夢の向こうにキミがいる



『あいつ、本気なの。百倍くらいの競争率通過して、来月の最終選考に残ったんだって。

すごいでしょ?年齢制限もあるし、これが最後のチャンスだって。

ねぇ、美里さん、あなたも応援してあげて。

勇介は合格するまで、あなたには会わないって言ってたけど。わたし、今は何よりあなたの力が必要だと思うの。

あ…それから、亜弓ちゃんが、美里さんにヨロシクって』



『えっ……あ、亜弓ちゃん?亜弓ちゃん?!!梨花子さん、亜弓ちゃんに会ったの?!!!どこで?!』



『え、ええ。瑛子さんが小さな喫茶店を開いてね。亜弓ちゃん、定時制高校に通いながら、そこでお手伝いさせてもらってるんだって』



『瑛子さん…が?』