『‥えっ‥‥』 「一緒に寝るかって聞いてんの。恐いんでしょ?」 俺はなぜかこいつが恐がってるのを、放っておけなかった。 『でも‥‥』 「嫌なら別に良いけど。幽霊出ても知らねえから。」 幽霊なんて居るわけないけど、あいつを一人にしたくないがために、俺は自分でも信じられない様なことばかり、さっきから言ってる。 『ゆぅ‥‥れい‥‥恐いー!!一緒に寝る‥‥。』 「ん、じゃあ俺の部屋行くぞ。」 あいつが転ばないように、携帯の光で足下を照らしながら階段を登った。 .