「は‥‥?あんた何してんの?」 隅っこにうずくまる私を、泥棒(?)がつついた。 『すみません、すみません、殺さないで下さい!!』 死にたくない、の一心で泣き叫ぶと 「はい?あんたこの家の人でしょ?何も聞いてねぇの?」 へ? 泥棒じゃない‥? 恐る恐る顔をあげると、 スラリと伸びる長い手足に、整った顔、 茶色い髪の毛をツンツンに立てた、俗に言うイケメンが立っていた。 『え‥‥?』 .