「変態もなにも、あんたが勝手に脱ぎっぱなしにしてたんだろ。」


ソファーに再び寝っ転がって、湊は目を閉じた。


『ちがっ‥‥!変態!』


慌てて私も立ち上がり対抗すると、


「うるさい。寝たいから静かにしてくんない?」


目も開けずに湊は言った。


何よ!そっちが悪いんじゃない。


だんだん怒りが起こってきた。


すると


「あ、やっぱりあんたに黒は似合わないか。」


『んなっ‥‥!なんてこと言うのよ?!』


この人ムカつく!


本気でそう思った。


そしてこの人は信じられないことを言った。


「うるさいってば。静かに出来ないなら、口塞ぐよ?」


.