キミの隣は特別席


「正直に言いなさいよ!」

「春沢くんとつりあってると思ってんの?!」


ムカつく!!


「あんたたちよりつりあってるよ!」

「はぁ?!頭の良さだけじゃない?!」

「そうかもね?」

クスっと笑うと4人はさらに怒った。

「頭がいいからって調子のるなよ!!」

あたしに話かけてきた女子が右手を上げた。





叩かれる!―――――






……あれ?

「女の子が何してる?」


えっ?優一?!


「優「春沢くん!」」

あたしの声を4人の甘えた声で消された。


なんやねん?!こいつら!


「マナ…足、大丈夫か?」


足?

あっ…気づいてくれてたんだ…





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