キミの隣は特別席

それから数日後


何もしてこないな~もう諦めたかな?

「はぁ~」

「何溜息ついてんだ?」

今日は天気がいいから屋上で昼食!

「はい、マナの」

優一がオレンジジュースをくれた。

「ありがとう」

「マナできるだけ一人になるなよ?」

いきなり優一が真剣な声で言った。

「どうしたの?いきなり?」

「なんでもないよ?」

怪しい…何か隠してる?










その日…

絢と部活の見回りをしていて、途中別れた時

「副会長さん!」

数人の男子生徒に声をかけられた。

「想像以上に綺麗じゃん!!」

「足、きれ~」

じろじろとなめまわすように見る男子たち。


軽そうな男子たち…ここに絢が戻ってきたら…大変だ!?


「あたしに何か用?」

「ちょっと来てくれる?」

腕を引っ張られて、連れて行かれた…


ちょっとなんなのよ!!





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