キミの隣は特別席

最初は、バスケ部っと…

順番に調べていく、最後は野球部。

汚い…これは厳重に注意しないと


注意していると、向こうが逆ギレしだした。そこに優一がやってきてその場を一瞬で沈めてくれた。




生徒会室に戻る途中

「あのもう帰っていいですか?」

見学の女の子たちがそう言い帰って行った。

ちらちらと優一を見て顔を赤らめながら。



「マナちゃんも大変だね…」

絢が頑張ってと言う感じで言う。

他人事だと思って!絢も告白してくる男子を振るのに大変なくせに!!

「佐原、何が大変なんだよ?」

「気がつかないの?春沢くんがモテるからマナちゃんは大変だなって」

「大丈夫、マナ以外の女子は女と思えないから。」

さらりとドキっとする言葉を言う優一をまともに見れなくなる…恥ずかしすぎて…






「おかえり!優一、今さっきお客さんが来てたよ」

松堂が生徒会室に入るなり言った。

「誰が来たんだよ?」

「1年の女子。ここに入りたいんだって。」

また、女子か…優一目当ての子かな?今日の子たちみたいだったらいいけど…

「明日また来るって。」

と付け加える感じで言った。

「わかった。」










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