ゆっくりと唇が離れた。

「いきなりしないでよ…」

照れながら言う、あたしに対して優一は

「いきなりしないと、ドキドキしないだろ?」

照れることさらりと言わないでよ!?

「それもそうだけ…ど…あっ!?天辺すぎた!」

「キスしてる時、過ぎたけど?」

さらりと言うな!!



「ほら、降りるよ。」

再び優一の手を握って降りた。




「もう帰るか?」

「少し買い物していい?」

「いいよ。佐原とかに土産?」

「うん。」

優一はあたしの後についてきて、一緒にお土産を選んでくれるからさっさと選べた。








「帰ろうか?」

「うん」

綺麗に輝く星と三日月の下をゆっくり歩いて家まで向かった。





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