マナside

コンコン

「マナ入るよ?」

「どうぞ」

母さんが入ってきた。

今何時だろ?ずっと寝てたから、背中痛い…

時計の針は1時を指している。


「はい、絢ちゃんたちが持ってきてくれたわよ」

絢たち?

「絢以外誰が来たの?」

「優一くん」

優一が!?

「そう…これ食べるから。お昼いらない」


袋にはあたしが好きなアイスとゼリーが入っていた。

溶けちゃうからアイスから食べよう!……ん?なんか紙が入ってる


『パーティーの時はごめん…
早くインフルエンザ治せよ。
マナがいないと暇だから
        優一』

優一…

なんでこんな事するのよ…
諦めようとしてるのに…優しい事しないでよ…






親にばれないように、泣いていた…

アイス甘くないよ…







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