キミの隣は特別席

マナside

優一に押し込められるさいに、足をぶつけた。

「いったぁー何するのよ!優一!」

「怒るのは後にしろ」

そう言われたので仕方なく席に座ろうと、顔を上げた。

何この車…すごっ!?

普通の車より長くて、座席は向かい合うようになっている。その席と席の間には小さいテーブルがついている。

「樹、起きろ!邪魔だ!」

優一が頭を叩いて松堂を起こした。
松堂は片方の席を丸々使って寝ていた。

「みんなおはよー…」

松堂は眠そうに挨拶をした。

夜更かしでもしたのだろうか…?


「松堂くん、とっても眠そうだね?」

と絢が尋ねた。

「昨日さ…雅兄さんに旅行のことでいろいろ言われて…」

松堂は言い終わると、また目を閉じた。






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