部屋には静けさが宿り、置時計の秒針を刻む音だけが聞こえた。 目の前の箕輪くんは、俯いたまま、何も話そうとはしなかった。 そんな彼が痛々しくも思えた。 時間にしたらどのくらいだろう。 沈黙を破ったのは、箕輪くんだった。 「……先生が悪いんだよ」 「え?どういうこと?」