なかなか思い出せない自分に少しイラッとしながら、あたしは窮屈なスーツを脱ぎはじめた。 締め付けていたストッキングを脱ぐだけで、すごく身体がラクになった気がする。 ヒールを履いていたせいか、ふくらはぎがパンパンだ。 浮腫んだ足が、ようやく解放された感じ。 ブラウスのボタンに手をかけ、一つずつ外していく。 ……あっ、そういえば! キャミソールとショーツ姿のまま、弾かれたようにあたしはさっきの封筒を思いだし、鋏で封を開けた。 中から出てきたのは――。