コスモス

恋愛(その他)

渡海大三郎/著
コスモス
作品番号
1728573
最終更新
2024/07/06
総文字数
43,002
ページ数
1ページ
ステータス
完結
PV数
192
いいね数
1
鶴岡一馬は東京の暑さに辟易していた。
北海道へUターンするタイミングを探りながら、猛暑に耐えるべくフィットネスクラブで泳いでいる。

そこで出会ったのが、大学で英語を教えている桜木あゆみだった。

優雅なクロールとプロポーションは、プールでもひと際目立つ存在だ。

やがて二人は燃えるような恋に落ちる。

一馬にとって、何一つ不足のない恋人だった。だがあゆみは優秀な英語教育の研究者だ。

二人が付き合うようになって一年ほど過ぎたころ、彼女は関西の大学へ准教授として招かれることになった。

一馬は悩みに悩んだ末、別れを決断する。そして、かねてから考えていた北海道へのUターンを実行した。

小樽へ移住して三年が過ぎていた。一馬は知人から北原雪子を紹介される。
名前の如く雪のような透明感と、コスモスのような可憐さに包まれた雪子を目の前にして、一馬の胸は鼓動した。

「彼女なら、まだ心に残っているあゆみを忘れさあせてくれる」

三度目に会ったときのことだった。雪子に元気がない。顔も心なしか青ざめて見える。

「どうしました、どこか具合でも悪い?」一馬が聞く。
返ってきた答えが「私、妊娠しているんです」。

「まだ、手も握ったことがないのに」
一馬は戸惑った。

雪子の口から次々と語られる真実に、一馬はただただ驚くばかりだ。そして不思議だった。

これほど清潔感を失わないことが。

あらすじ
辛い恋がある。片思いでもなく、手ひどく振られたわけでもない。
だけど、別れを決断しなければならない。こんな恋ほど忘れ難い。

三年が過ぎ過去の影を消してくれそうな、透明感あふれる可憐な女牲と出会う。
しかし、彼女は他の男の子を宿している。

しかも若い彼女は、幼いころから過酷な運命を生きてきた。
なのに外見は勿論、内からも漂ってくるこの清潔感。不思議な人だ。

さあ、どうする鶴岡一馬。

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