「お疲れ、俺の顔なんかついてる?」 クスッと笑う顔は昔と変わらずなんだか懐かしい気持ちになる。 途端にひやりとした感触が頬を伝う。 「わっ、、! ラムネ、、、?」 「そう、懐かしいでしょ?」 成長して大人びた彼から高校生だった頃の無邪気さを感じ胸がぎゅっ、と締め付けられた。 火照る体にキンキンのラムネを流し込む。 しゅわしゅわとした感触が喉を通り、さっきまであったモヤモヤが一気に消えるかのように体の中でぱちぱちと弾けた。