『蓮くんは…、会えなくなるの寂しくない?』 「あぁ、寂しいと思う。」 元気なく答える声に、胸がじんわり熱くなった。 『そっか、私もね…寂しいよ。』 この夏が楽しくて、一緒にいすぎて、離れがたくなってしまった。