式場のいかにも重いですっていう扉が開くと祭壇の近く立っている雄都が見えた 一歩一歩踏みしめながら歩く私の隣でお父さんは泣きそうになっていた 雄都がお父さんから私の手をとると白い燕尾服に似合う笑顔を向けた