玄関から出ると雄都の車の窓が開いた。 なにか言いたそうな顔をしていた雄都の前を小走りで走り抜けた。 「紗貴っ!!……ちゃんと話しがしたい。待ってる……紗貴から連絡くれるまで待ってるからっっ!!」 今は何も聞きたくない…… 今は全部言い訳にしか聞こえない………