「……ん。」 朝目覚めると真っ先に、私は孤独を感じる。 もう孤独という感覚には慣れている。私をこの感覚から救い出せる人はもういないことを私は知っていた。 『明衣。君は絶対、幸せになれるよ。』 私にそう言った彼は、もうこの世にいない。 殺された。犯人はまだ捕まっていない。 無責任なことを言わないで欲しかった。 “あなたがいないのに”どうやって幸せになれるというの? あなたの死は、私に大きな『影』を遺した。 私は絶対に、犯人を許さない。 私からあなたを奪っていった男を。