恋愛日和 いつの日か巡り会うその日まで

わぁ‥‥一晩でこんなにも雪が積もるんてすごいなぁ‥。


前に来た時は2階で眠っていたけど、掃除が大変だからと隼人君の仕事部屋のベッドで2人で眠ることにした。


今の期間は仕事は少なく、ショートステイにはなるけど5日間もここでゆっくりと過ごせるのだ。

何処かに行きたい?と聞かれ私は
真っ先にここを選んだ。

昨日の運転などで疲れてる隼人君は
まだ朝早いからぐっすりと眠ってる‥。

リビングの暖房を付けてから静かにカーテンを全て開けると、一面の銀世界の美しさに寒さも忘れて見惚れていた。


夏の景色も綺麗だけど冬もまた綺麗だ‥


まだ朝の6時を過ぎた頃で朝食の準備を
少ししてからもう一度2度寝しようと寝室に戻った。


寝室は暖房を付けたまま寝たから温かいけれど、隼人君が風邪をひかないように気をつけないと‥‥


隼人君が眠るベッドのふわふわのお布団と毛布を捲るとうっすら彼の瞳が開いた


「‥‥起こしてごめんね?」

『‥ん‥‥こっちにもっとおいで‥
 体が冷えてる。』


隙間を開けてくれた場所に素直に入ると抱き締められ、背中に両腕が回された


あったかいな‥‥。
その腕の中が幸せ過ぎて、私も隼人くんにくっついた。


マンションでは瀬木さんは眠る時間が不規則だからこうして一緒に眠ることはなかなかない。


私の足のケガも気遣ってくれてあれからそういった行為はしてないけど、くっついて眠るだけで私はとても嬉しかった



『‥‥‥朝から誘ってる?』

えっ?