『お前、ここを出たら俺のアパートに
来いよ?一人で通学は無理だから。』
「うん。」
あれ……?
今までは何処に住んでたんだろう?
実家はさすがに遠いから違うと思うし
お兄ちゃんと2人暮らしじゃないはず。
『隼人といてもツラくないか?』
「えっ?うん‥‥ツラいどころか
とても安心してるの‥‥。」
『だろうな……見てれば分かるよ。
記憶が戻らなくても俺にとっては
可愛い妹だし、日和が笑ったり、
泣いたり出来てれば満足だから。』
同じ部屋で瀬木さんと生活してて
何も感じない訳じゃない‥‥。
やっぱり知ってる人だと思うし、
何か言ったり言われたりすると何かを
思い出しそうな感覚になる事が多い。
あの手も声も笑顔も温もりも頭は忘れてしまってるかもしれないけど微かに感覚が何処かに残ってる‥。
『そういえば、お前のスマホ、あの日
壊れたから、退院したら新しいのを
用意してやるからな。』
散歩を終えて、大学に戻るお兄ちゃんと別れてから病室に戻ると、瀬木さんが
見当たらなかった。
『おかえり、日和ちゃん。』
『ケーキを一緒に食べよう?
ここの甘くて美味しいから、ね?』
「あ…でも勝手にいいんでしょうか?」
『いいの、いいの。先生は
煙草を吸いにいってるだけだから。』
瀬木さんは煙草を吸うんだ‥‥。
あまり匂いとか気にならなかったし、
もしかして私に気を使ってくれてたのだろうか?
「あ……ありがとうございます。」
高城さんは出版社で本の校正編集という
仕事をしていて、和木さんはその本を売る営業の仕事をしている人だと分かった
「…あの……これは?」
『ん?それはね、瀬木先生が
最近書き終えた書籍よ?』
えっ?
来いよ?一人で通学は無理だから。』
「うん。」
あれ……?
今までは何処に住んでたんだろう?
実家はさすがに遠いから違うと思うし
お兄ちゃんと2人暮らしじゃないはず。
『隼人といてもツラくないか?』
「えっ?うん‥‥ツラいどころか
とても安心してるの‥‥。」
『だろうな……見てれば分かるよ。
記憶が戻らなくても俺にとっては
可愛い妹だし、日和が笑ったり、
泣いたり出来てれば満足だから。』
同じ部屋で瀬木さんと生活してて
何も感じない訳じゃない‥‥。
やっぱり知ってる人だと思うし、
何か言ったり言われたりすると何かを
思い出しそうな感覚になる事が多い。
あの手も声も笑顔も温もりも頭は忘れてしまってるかもしれないけど微かに感覚が何処かに残ってる‥。
『そういえば、お前のスマホ、あの日
壊れたから、退院したら新しいのを
用意してやるからな。』
散歩を終えて、大学に戻るお兄ちゃんと別れてから病室に戻ると、瀬木さんが
見当たらなかった。
『おかえり、日和ちゃん。』
『ケーキを一緒に食べよう?
ここの甘くて美味しいから、ね?』
「あ…でも勝手にいいんでしょうか?」
『いいの、いいの。先生は
煙草を吸いにいってるだけだから。』
瀬木さんは煙草を吸うんだ‥‥。
あまり匂いとか気にならなかったし、
もしかして私に気を使ってくれてたのだろうか?
「あ……ありがとうございます。」
高城さんは出版社で本の校正編集という
仕事をしていて、和木さんはその本を売る営業の仕事をしている人だと分かった
「…あの……これは?」
『ん?それはね、瀬木先生が
最近書き終えた書籍よ?』
えっ?



