『しょうがないなぁ。 ほら、渚は男の子なんだから泣いちゃダメでしょ!』 この頃の渚は泣き虫でよく泣いていた。 あたしのことも玲ちゃんって呼んでいたね。 だからあたしは同い年なのに渚のお姉ちゃんになった気分でいたんだ。 『わかったぁ。』 『よしじゃあ遊ぼ♪』 『うん!』 あたしがそう言うと渚はいつも満面の笑みで返事をするんだ。 あたしは幼いながらもその笑顔が大好きでいつも渚のことを許してしまっていた。