雨のち、恋。

恋愛(ピュア)

雨のち、恋。
作品番号
1727458
最終更新
2024/06/23
総文字数
7,408
ページ数
14ページ
ステータス
完結
PV数
726
いいね数
3
歓迎会の帰り。

酒が入って睡魔に襲われた美川 華恋(よしかわ かれん)。

その様子を見るに見かねた見かねた後輩の三上 親太朗(みかみ しんたろう)。

そして、彼らを送ってくれた親太朗の姉、三上 夏南(みかみ かな)。

「ねぇ、素直になりなさいな、華恋ちゃん。

私、学生時代の貴女にずっと思ってたことがあるの。

友人たちがそれぞれのカップルで幸せそうに過ごしているのを、貴女は心から応援していたと思うのよ。

それは確実に言えるわ。

その横顔に、何となく哀愁を感じてね。

本心では、友人たちがうらやましかったんじゃない?

自分の手で幸せを掴む皆が。


ずっと他人の恋の応援に徹していながら、本心では貴女自身も心を開ける誰かと恋愛したかったんじゃないかしら」

夏南のアドバイスから、くすぶっていた恋を自覚した華恋。

華恋の恋は、ようやく動き出したー。

※『ビターチョコ』のスピンオフです。

読破しているほうが、より楽しめます。

この作品のレビュー

★★★★★
2024/09/10 21:04
投稿者: 花芽みのり さん
きらきら雨

きらきらの雨の表現が素敵で引き込まれました!良かった!完読してこそです!

きらきらの雨の表現が素敵で引き込まれました!良かった!完読してこそです!

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この作品の感想ノート

お疲れ様です。
僭越ながら、感想を残させて頂きます。

亡くした弟と重ねた三上くんの、人懐っこい性格から、徐々に異性として見るようになる。

それは、長く自らの恋を自覚せずに、他人の恋ばかりを応援し、他人の幸せを喜び、自分には似つかわしくないと塞ぎ込み気味であった、華恋の心を溶かすという、小さく見えて、人生すらも変えてしまうほどの、大きな三上くんの功績でしたね。

プランナーとして、多くの幸せに携わって来たからこそ、今度は、自分たちの幸せの形を設計して、最初で最後の恋にして欲しいなと、今度は読者側が、かつての華恋のように、2人を応援したくなる立場になります!

素敵なお時間をありがとうございました!

これからも、ご無理のない範囲での活動頑張って下さい🍅

2024/07/01 14:12

この作品のひとこと感想

すべての感想数:4

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