秘密の好き、先生との約束

教室を出た私に

「っと。びっくりした。」

「先生、あ、遥なら中にいますからすいません私は行きますね」

「ちょ、何があったんだよ」

何も答えない私、先生がさらに追求しようとしたら教室の中がかなりガヤガヤし始めた。
先生は、後で聞くからここにいろって言ったあと教室のドアを開いて

「…お前らうるさいぞ〜久しぶりにこの時間に見回り来たらなんでうるさくなるんだよ、他の先生に怒られちゃうだろ〜」

なんて、言ってた。みんなは聞こえてるのか、先生が来たことに気づかないのか一部の子の声がさらに響いてる。何を言ってるかも伝わってしまって怯える自分に先生が眉間に皺を寄せる。

「お前ら、何した?」

普段怒る時だって少し茶化しながら優しい先生がかなり怒ってるって伝わるほどの剣幕で。しかも静かに怒るから余計怖い。

「答えたくねぇならまぁ、個人的に聞くけど。とりあえず西川、落ち着け。あと、これに関係してるのはお前らでいい?」

いつものような先生の雰囲気に少しほっとする。さっきの一瞬がすごく怖かった。

「それから、文化祭まで2週間もねぇからな喧嘩すんなよ、お前らが言い争うのは見たくねぇしさ。」

そう言って、個別に聞くからって遥を連れて教室からでてきた。私のために怒ってくれた遥は少し涙目だった、優しい友達を持ったと思う。