私の心霊ライブ

ライブが終わった次の日

お父さんが新聞を読んでいると

「めぐみじゃないか?これおそらく幽霊だと思われる人物とライブをしていたと
 言うような内容が書かれていて
 ライブ写真も載ってるぞ!」

と、お父さんが言い

びっくり‼しました。

その日、学校の図書館で本を借りようとすると
周りにいる生徒がザワザワコソコソと
私の噂をしている事がわかりました。

そうです。今朝の新聞を色んな人が見ていたのです。

学校には私がアイドルをしている事も隠しています。

これから私はどうなるのでしょうか?

その日の学校の帰りにはるかちゃんが校門で待っていました。

はるかちゃんが私に気付いたようで私の前にやってきて
「めぐみちゃん、私のせいでゴメンね。」と・・

私は、はるかちゃんを責めるつもりはありませんでした。
なぜなら、自分が提案した事だからです。

もしこれが、はるかちゃんの提案だったとしても
責めるつもりは全くありません。

「別に私が提案した事だし、別にいいよ
 もしこれが、はるかちゃんが提案していたとしても
 私は許すよ⁉」

はるかちゃんは、ほっとしたような顔をして
「ありがとう、めぐみちゃん」

「うん、大丈夫」

そしてはるかちゃんは、消えて帰りました。

また私が一人で話しているように見えて
周りがざわついていました。