確かに、お城にいれば安全です。
街の人達が無断で入ってきた場合、それは処罰されますし、何より今はシェルディさんは罪人としてここに居ることを容認されているのです。
ある意味、都合の良い展開でした。
「いいのか……?」
「えぇ、勿論です。イバラも、部屋ならいくらでもあると仰っていました」
「ふふ、イバラさんらしいですね」
いつも皆でお茶を飲んだりするお部屋へ着くと、イバラさんがお菓子を用意して待っていて下さいました。
「来たね。とりあえず甘い物用意したから、食欲がありそうなら食べて元気出して」
紅茶にミルク、高級そうなスイーツが目の前に並んでいます。
「マリアも食べていいからね」
「あ、ありがとう……ございます」
とは言ったものの、シェルディさんの様子が気になります。
それに――シラユキさんのことも。
「――あ、あの……!」
私は思い立ったように声を上げました。
三人ともなんだなんだとこちらを向きます。
「私、シラユキさんに会いに行ってきます」
いつもの調子を抑え、私は真剣に言いました。
「彼のことも心配ですし、今はシェルディさんもお二人が付いている状況です。……ですから」
ティアさんとイバラさんは顔を合わせて、頷きました。
「そういうことならお願いできるかな」
「ですね。お願いします」
「――! ありがとうございます!」
お二人の許可を得たところで、シェルディさんを任せて外へ飛び出しました。
元々お友達のお二人がついているんです。絶対にシェルディさんは大丈夫です。
私は疲れようが転びそうになろうが、全速力で森の中を駆け抜けました。
街の人達が無断で入ってきた場合、それは処罰されますし、何より今はシェルディさんは罪人としてここに居ることを容認されているのです。
ある意味、都合の良い展開でした。
「いいのか……?」
「えぇ、勿論です。イバラも、部屋ならいくらでもあると仰っていました」
「ふふ、イバラさんらしいですね」
いつも皆でお茶を飲んだりするお部屋へ着くと、イバラさんがお菓子を用意して待っていて下さいました。
「来たね。とりあえず甘い物用意したから、食欲がありそうなら食べて元気出して」
紅茶にミルク、高級そうなスイーツが目の前に並んでいます。
「マリアも食べていいからね」
「あ、ありがとう……ございます」
とは言ったものの、シェルディさんの様子が気になります。
それに――シラユキさんのことも。
「――あ、あの……!」
私は思い立ったように声を上げました。
三人ともなんだなんだとこちらを向きます。
「私、シラユキさんに会いに行ってきます」
いつもの調子を抑え、私は真剣に言いました。
「彼のことも心配ですし、今はシェルディさんもお二人が付いている状況です。……ですから」
ティアさんとイバラさんは顔を合わせて、頷きました。
「そういうことならお願いできるかな」
「ですね。お願いします」
「――! ありがとうございます!」
お二人の許可を得たところで、シェルディさんを任せて外へ飛び出しました。
元々お友達のお二人がついているんです。絶対にシェルディさんは大丈夫です。
私は疲れようが転びそうになろうが、全速力で森の中を駆け抜けました。

