「あのね、マリア」
「はい……」
「俺はね、皆が幸せであってほしい。ずっと、ずっとそう思ってる。皆が笑顔で……、特にマリアが笑顔ならすごく、すごく嬉しい。それが俺の唯一の願い」
「………」
「マリアなら、きっとできるから」
私の両手を握り締めるようにして、カルアさんはそう言いました。
真の意図を掴むことはできませんでしたが、今目の前にいるカルアさんを見たら、どうしてか、何が何でも助けてあげたい。と感じてしまったのです。
「……わかりました。私がこの夢の主人公である限り、幸せをお約束します」
発言として、変かもしれません。
ですがここは夢の中。楽しいハッピーエンドにしてしまえば良いわけです。何より、今かなり楽しいですから。
「……! ありがとう」
「頑張りますね」
カルアさんはぱっと明るい表情を見せると、また、先程のようにぎゅっと抱き締められました。
そしていつの間にか、夕焼けが、部屋をオレンジ色に染めていくのが見えた時には、カルアさんはいなくなっていました。
「……本当に、神出鬼没です」
カルアさんを助けたい、だなんて。
何故そう思ったのでしょう。
この世界は、一体彼にとってどんなものなのでしょうか。
私は夢の中ではありますが、目を閉じて、一旦心を落ち着けることにしました。
そしてこれから先の日々を、最後まで楽しく過ごそう。
そう、心に決めたのでした。
「はい……」
「俺はね、皆が幸せであってほしい。ずっと、ずっとそう思ってる。皆が笑顔で……、特にマリアが笑顔ならすごく、すごく嬉しい。それが俺の唯一の願い」
「………」
「マリアなら、きっとできるから」
私の両手を握り締めるようにして、カルアさんはそう言いました。
真の意図を掴むことはできませんでしたが、今目の前にいるカルアさんを見たら、どうしてか、何が何でも助けてあげたい。と感じてしまったのです。
「……わかりました。私がこの夢の主人公である限り、幸せをお約束します」
発言として、変かもしれません。
ですがここは夢の中。楽しいハッピーエンドにしてしまえば良いわけです。何より、今かなり楽しいですから。
「……! ありがとう」
「頑張りますね」
カルアさんはぱっと明るい表情を見せると、また、先程のようにぎゅっと抱き締められました。
そしていつの間にか、夕焼けが、部屋をオレンジ色に染めていくのが見えた時には、カルアさんはいなくなっていました。
「……本当に、神出鬼没です」
カルアさんを助けたい、だなんて。
何故そう思ったのでしょう。
この世界は、一体彼にとってどんなものなのでしょうか。
私は夢の中ではありますが、目を閉じて、一旦心を落ち着けることにしました。
そしてこれから先の日々を、最後まで楽しく過ごそう。
そう、心に決めたのでした。

